小学5・6年生の探究学習
「探究学習」は“問いを立て、調べ、考え、ふり返る”学びのプロセス。
長期プロジェクトに限らず、日々の授業でも育てられます。
「なるほど!エージェント」は、1コマから始められる課題解決型教材。国語や社会にも組み込みやすく、探究の“型づくり”にも役立ちます。
1. 目的
自分の関心から問いを立て、複数の情報を比較・分析しながら考えを深める力を育てます。
また、学んだことを社会や自分の生活と結びつけて考え、発信する姿勢を育成します。
2. なるほど!エージェント活用法
身近なテーマや社会課題に目を向け、「なぜ?」「どうして?」という疑問を出発点に探究を進めます。
(テーマはこちらから選べます)
情報を集め、考えをまとめ、自分の言葉で伝える力を段階的に伸ばします。
各動画の指導案を参考に(先生IDでのログインが必要)1コマから授業を組み立てていただけます。
以下のようなワークシートを活用することで情報を整理・分析し、考察を深めたり、多様な方法で表現力を高めることができます。
| ワークシート名 | 活用の目的 |
|---|---|
| なるほど!ふしぎシート | テーマや動画から生まれた「なぜ?」を自由に書き出す |
| KWLシート | 知っていること・知りたいこと・学んだことを探究の軸として整理 |
| 調べ物シート | 複数の出典を記録しながら、必要な情報を抜き出してまとめる |
| 視覚分析シート | 写真・データ・図表を読み取り、視覚から考える力を養う |
| 箇条書きシート | 伝えたいことを要点ごとに整理し、主張の流れを作る |
| ポスターシート | 情報や考えを視覚的に整理し、発表用にまとめる |
| スピーチシート | 発表内容を言語化し、1分以内で伝える準備をする |
ワークシートの使い方は生徒といっしょに動画でご確認いただけます。
トレーニングしたいワークシートからテーマを選ぶこともできます。
4. 先生の役割
子どもたちが自分の問いに向かって探究を進められるよう、環境と支援を整えます。
問いが出ない場合は指導案ページの「問い」などを参考に、きっかけとなる問いを示し、個々の気づきを深めるサポートを行います。
4. 発表について
考えたことや調べたことを自分の言葉で伝えることで、学びが確かなものになります。
表現方法は目的や内容に応じて選び、多様な発信力を育てます。
・なるほどスピーチ:考えを1分でまとめて話す短い発表
・なるほどポスター:視覚的に整理した内容をポスターで発表
・ミニラジオ/動画:録音や撮影による自由なプレゼン表現
・「なるほど!エキスポ」:テーマ別のポスター発表+発表会
・「My探究プロジェクト発表会」:自分で立てた問いに対する提案を発表
5. 評価ルーブリック
探究のプロセス全体をふり返り、「問いの深さ」や「表現の工夫」など多面的に評価します。
| 観点 | チェックポイント例 |
|---|---|
| 問いの質 | 社会や自分とのつながりがあり、深掘りに値する問いになっているか |
| 情報活用力 | 出典を明示しながら、複数の情報を整理・比較して活用しているか |
| 論理性・構成 | 調査と主張がつながっており、わかりやすい構成になっているか |
| 表現力 | 目的に応じた伝え方ができているか(図、言葉、スピーチなど) |
| ふり返り力 | 学びの成果と課題を言語化し、次につなげようとしているか |
| 協働性 | 他者の意見を取り入れたり、チームで協力して学びを深めているか |
2つの年間計画例
探究学習のプロセス(課題の発見 → 調査 → まとめ → 発表)にまだ慣れていない場合は、4種類のワークシートを使いこなしていくコースがおすすめです。
発表などに慣れてきたら、テーマを一つ選び、それを深掘りしていくコースがおすすめです。
[8コマ] 探究スキル養成コース
4つのシートを2コマずつ活用し、学びのプロセスを実践!
各シートは2コマ構成。1コマ目ではシートの使い方を動画で学び、2コマ目で実践します。
いろんな教科・いろんなテーマを扱うことで、子ども興味の幅を広げます。
[5コマ以上] テーマ深掘りコース
多角的に学び、深く考える20個の探究型プロジェクト!
キャリア、プログラミング、戦争と平和など、子どもが興味あるテーマを深掘りするプロジェクト型のコースです。
🔸興味あるテーマをもとに、複数の教科を横断しながらワークシートで「分析・まとめ・表現」を実践します。
🔸フィールドワークと組み合わせることで、実感を伴った学びが可能になります。
🔸テーマは子どもが選択 ➡ 自分で選んだテーマを、自分の視点で探究し、発表まで行います。
🔸発表形式(例:ポスターシート+スピーチ)は先生が提示するとスムーズです。