探究学習＆言語学習教材
「温度計」 （１コマ４５分）
事前
単元名
「温度計」に関するテーマでスピーチをしよう！
単元の目標
（1）スピーチシートを活用し、話すことの要点をつかみ、効果的に伝える力を養う。
（2）テーマに沿って調べたことを整理し、わかりやすいスピーチができる力を育てる。
（3）テーマに対して興味を持って自ら調べ、主体的にスピーチに取り組む姿勢を身につける。
→指導案詳細を見る プレビュー/ Wordダウンロード
※複数コマを活用したり、他のワークシートを併用する授業もおすすめです。
| 「地球温暖化」を学ぶことで、以下の関連単元への理解を深める。 | ||
| 小3〜4年生 | 小5〜6年生 | 中学生 |
【総合】 【理科】 | 【総合】 【理科】 | 【総合】 【理科】 |
準備
・学習形態は、「シート記入を個別学習、発表をグループ内」で行う。
・授業とは別に時間を取り、シート活用動画をクラス全体で視聴する。
・宿題にする場合はリンクを共有し、視聴を指示する。
・シートはダウンロードして共有する。手書きの場合は人数分印刷する。
導入：課題認識（3分）
- ４、５人にグループ分けをする。
- 授業のテーマとシートを紹介する。
- 「動画を見て興味を持ったことを調べて、スピーチしてもらうよ！」と声がけする。
- 活動の流れ・時間配分を伝える（動画視聴→情報収集→ スピーチシート記入→発表）
導入：動画視聴（５分）
- 動画は電子黒板を使い、クラス全体で視聴する。
- 「動画を見て興味あること、調べたいことを書き出してみよう！」と声がけする。
- クイズは自主学習で取り組むように伝える。
温度計
温度計 (体温計) は、熱によって変化する体積や電気抵抗などの数値を測ることで、間接的に身体の温度を測っているよ。かつては水銀体温計を脇の下や口の中に置き、５～１０分検温する実測式が一般的だったけど、今家庭で使うのは短時間の検温で実際の体温を割り出す予測式の電子体温計や赤外線体温計になっているね。
クイズに挑戦してみよう！
課題の設定：スピーチテーマ設定（4分）
- 「調べて話したいこと（スピーチテーマ）を決めてみよう！」と声がけする。
- ヒントは『もっと知りたいことは、なに？』にあることを伝える。
- 時間内にスピーチテーマを決めるよう促す。
もっと知りたいことは、なに？
- 体温計は、いつごろ発明されたのかな？
- 体温は、測る場所で違うのかな？
- 水銀体温計は、いつ、どういう理由で禁止されたのかな？
情報収集（10分）
- 各自がスピーチテーマのアイデアを考える。
- 情報収集は動画を見返したり、ネット検索から行えることを伝える。
- 伝えたいメッセージや補足情報をまとめる。
- 短い時間で調べるようにタイムキーピングをしていく。
情報を集めよう！
キーワードクリックでも検索できるよ！
整理・分析：シート記入（10分）
- 最初に「まとめの欄に、伝えたいメッセージを書こう」と声がけする。
- 次に「メッセージを支える根拠やエピソードを３つ書こう」と伝える。
- 最後に「興味を持ってもらえそうな、最初の一言を書こう」と伝える。
- タイトルに関しては、聞き手が興味を持つようなものを考えるよう伝える。
まとめ・表現：発表（8分）
- グループ内で、時間内に発表し合うよう伝える。
- 声の大きさなどプレゼンスキルを意識させる。
- 良いところを積極的に評価する。
- ※黒板の前で代表者が発表する形式でもよい。
発表は、以下を総合的に評価する。
▪️内容
メッセージや構成ががはっきりしているか。
▪️表現
声の大きさ、抑揚、テンポなど、聞きやすい話し方か。
▪️態度
落ち着いた態度や、聞き手を意識した視線・表情があるか。
振り返り：シート記入（5分）
- スピーチシートの「ふり返り」欄に、できたことをチェックするよう伝える。
- 発表における自己改善点、他者の発表の感想も書いてもらう。
