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SDGs

Sustainable Development Goals

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キャラクター
 

小3〜4年生

小5〜6年生

中学生

指導要領の

目標

季節や天候の変化に興味を持ち、地球の温度変化や気候が動植物に与える影響を理解する。

地球温暖化の原因となる温室効果ガスや、その影響（海面上昇、食物連鎖の崩れ）について具体的に学ぶ。

温室効果ガスの仕組みや、気候変動に対する国際的な取り組み（パリ協定、SDGs）について深く学び、持続可能な未来を考える。

紐付けを想定する単元

自然観察（温度、天気、季節の変化）

環境への気付き

水や空気と温度

温室効果ガス

地球温暖化の影響

（食物連鎖、海面上昇）

環境保護

（植林、エネルギーの節約）

流れる水のはたらき

大気の動きと天気の変化

温室効果ガスの仕組み

気候変動の原因と対策

パリ協定

SDGs（特にSDG7とSDG13）

地球と宇宙

エネルギー資源と地球環境

事前準備

目標

  • 視覚的情報からパターンや関連性を発見し、それらの意味や背景を解釈して理解する。
  • 感じたことを文章化するスキルをつける。
  • 協働学習を行うことで、他者の視点を学ぶ。
  • 学んだことを発表することでプレゼンスキルをつける。

指導上の配慮　

  • 意見交換やコメントの際、否定的な言葉が使われないよう伝えておく。
  • 教師は情報を分解して分析するよう声をかける。

授業の流れ

＜導入5分＞

  • 導入
  • 児童・生徒をグループに分ける。
  • イラストを見て10分で分析、10分で発表内容をまとめるように伝える。

＜整理分析10分・まとめ10分＞

  • グループディスカッションを進めてもらう。発表担当を決める。
  • 教員は、分析を促す声かけでサポートする。
  • 10分後には、話し合った内容を視覚分析シートに記入するよう促す。
  • スピーチを担当する児童・生徒は、スピーチシートに書き込んで伝えることを整理する。

＜表現（発表）12分＞

＜振り返り　8分＞

  • 振り返り
  • 視覚分析のプロセスを振り返り、学んだことや感じたことを共有する。

事前準備

  • 授業形式を決める。（個別・学習／コマ数）
  • → 複数コマなら「情報収集〜発表」の時間を増やす。
  • 活用ワークシートを決めて、児童・生徒に共有する。
  • 動画を視聴し、児童・生徒に投げかける問いを決める。
  • キーワードクリック検索からおすすめ情報源をみつける。

導入：テーマとワークシートを紹介(5分）

探究学習で課題設定をするためには、まず幅広いテーマに触れることが大切です。

・視野を広げることで、新たな問題に気づけます。

・興味のある分野からテーマを選んでもらい、課題を発見してもらいましょう。

・探究テーマは200以上あります。詳しくはこちら

00:00
  • 児童・生徒をグループに分ける。
  • イラストを見て10分で分析、10分で発表内容をまとめるように伝える。

海水温かいすいおん上昇じょうしょう

① どちらかの絵を分析しよう！

縮小 拡大
左 右
上 下

A

絵えを見みて以下いかを分析ぶんせきしてみよう！

  • みんなに何なにを伝つたえているかな？
  • どんな色いろを使つかっているかな？
  • どんな表情ひょうじょうかな？
  • 何なにが動うごいているかな？
  • 何なにが大おおきい、小ちいさいかな？
  • おもしろい表現ひょうげんがあるかな？
ヒント

世界せかいの海うみで海水温かいすいおんが上昇じょうしょうしている。

中ちゅうでも日本にほん近海きんかいの上昇じょうしょう率りつは世界せかい平均へいきんを上回うわまわる。 

やがて海うみはぬるま湯ゆになり海かいの湯ゆと呼よばれるかもしれない。

B

絵えを見みて以下いかを分析ぶんせきしてみよう！

  • みんなに何なにを伝つたえているかな？
  • どんな色いろを使つかっているかな？
  • どんな表情ひょうじょうかな？
  • 何なにが動うごいているかな？
  • 何なにが大おおきい、小ちいさいかな？
  • おもしろい表現ひょうげんがあるかな？
ヒント

海水温かいすいおんの上昇じょうしょうが続つづくとサンゴは白化はっかして死しんでしまう。

オーストラリアのグレートバリアリーフの９０％のサンゴが白化はっかしてしまった。 

海うみの中なかはまるで遺跡いせきのようだ。

縮小 拡大
左 右
上 下

整理分析10分・まとめ10分

ネットで情報を集めるには、信頼できるサイトや博物館のページを活用するのがおすすめです。 

Yahooキッズ→こちらの情報は信頼できるサイトに繋がっています。

キーワード検索→ネットで情報を引き出すにはコツが必要です。まずはクリックすることからはじめましょう。

先生のおすすめ→いくつかに情報源を制限し、紹介するのも良い方法です。

時間制限→情報収集をするときは制限を設けてみましょう。

00:00
  • グループディスカッションを進めてもらう。発表担当を決める。
  • 教員は、分析を促す声かけでサポートする。
  • 10分後には、話し合った内容を視覚分析シートに記入するよう促す。
  • スピーチを担当する児童・生徒は、スピーチシートに書き込んで伝えることを整理する。

② 分析したことを書き出そう！

動画再生
４. 視覚分析シート

記入例 はこちら

共有シートダウンロード
シートダウンロード

表現（発表）12分

整理・分析やまとめ、表現は自由に書き出すだけでなく、ワークシートを使うのもおすすめです。 情報を視覚的に整理できる→考えをまとめるのに便利です。 進行状況を確認できる→何をすべきかが明確になります。 見返しできる→自分の思考の流れや学びを再確認できるようになります。 異なる技能を育てられる→分析する力、発表する力など、異なる表現力を育てられます。 ＜協働学習について＞ 分析したりまとめるプロセスでは協働学習を取り入れるのがおすすめです→詳しくはこちら
00:00
  • 教員がグループの学習状況を確認し、より詳細な分析を行ったグループ4つを選定。
  • 発表を聞く児童は、評価フォームに書くことを伝え、積極的に聞くように促す。
  • １グループに３分与え、発表、質疑応答してもらう。

振り返りと自己評価 (5分)

探求学習における振り返りの方法はいくつかあります。 短い感想文→自分の学びや気づきを意識できます。 自己評価→学習目標に対する自己評価を行い、改善点や成功点を確認できます。（ルーブリック表を活用） 学習日記→学びの過程や感想を日記やノートに書き残し、後で見返すことができます。 仲間からのフィードバックをもらうのもおすすめです。 →詳しくはこちら
00:00
  • 視覚分析のプロセスを振り返り、学んだことや感じたことを共有する。

この時間を思い出してみよう

振り返りポイント５ 

以下のようなことを書き出してみよう！

①今日やったこと（例: 「〇〇について調べた」「実験をした」）

②できたこと・楽しかったこと（例: 「調べたことをまとめられた」「新しいことを知って楽しかった」）

③むずかしかったこと（例: 「資料を探すのが大変だった」「うまく発表できなかった」）

④次にやってみたいこと・改善したいこと（例: 「もっとスピーチ上手になりたい」「次は〜をやってみたい」）

⑤先生や友だちからもらったアドバイス（例: 「もっとみんなを見て話をすると良いと言われた」）

以下のルーブリック表を見ながら、自分の分析や発表を採点してみよう！

③ 環境問題について考えてみよう

気きになるタイトルをクリックしてみてね。
どんな発見はっけんがあるかな？

イラストを見みて感かんじたことを視覚しかく分析ぶんせきシートに書かきましょう！

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模範解答はこちら

解答事例

  • 海面温上昇は、地球温暖化の直接的な影響の一つだと考えられている。氷床や氷河の溶解、そして海水自体の温度上昇が原因で、海面は年々高くなっているんだ。このペースで進むと、沿岸部の都市や小さな島々が水に飲まれる危険性が高まると言われている。また、塩水の侵入により農地が汚染され、食糧生産に深刻な影響を及ぼすことも懸念されているんだ。私たちの暮らしを守るために海面上昇への対策について一緒に考えてみよう。
海水温上昇b
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