
情報をインプット→アウトプットする
「なるほど!エージェント」は子どもたちに「リサーチ力・分析力・プレゼン力」をつけてもらうための練習教材です。動画やイラストで情報をインプットするだけでなく、知りたいこと・分からないことを調べる→情報を整理・分析してワークシートにまとめる→プレゼンする→リフレクションする、このインプットとアウトプットをグルグル繰り返すことで、学びを自分事化し、クリティカルに考える力、情報を整理して発信する力、そして探究する心を育てていきます。
動画やイラストは、好奇心の扉を開く「きっかけ教材」です。「こんなことも調べてみよう」コーナーには、先生や親から子どもに投げかける問いがあります。コンテンツは子どもの未来に役立つ200のトピックを、8つの教科に分類して用意しています。
クリックするだけで、Yahoo!キッズで検索ができるなど、
子どもたちの「問い」や「疑問」をナビゲートする工夫をしています。
4つの思考シートとLet’s do 箇条書きトレーニング!を活用して、情報を整理し、考えをデザインして伝える練習をします。いずれも世界の教育現場で活用されている定番です。活用の仕方は以下の動画をご覧ください。
アメリカの教育学者Donna Ogleが考案した思考ツールです。学習者が受け身な態度で情報を得ることなく、情報を見通し、振り返り、整理することができます。
最初に問題提起やテーマを伝える序論(Introduction)、具体的な事例で展開する本論(Body)、伝えたいメッセージを明言する結論(Conclusion)という3段構成で作られたスピーチフォーマットです。世界で通用する型にはめて情報を発信する練習を行います。
「情報を引き算してデザインする」ための練習シートです。学んだこと、調べたことから、伝えたい情報をセレクトしてメッセージ化し、情報をサポートするイラストや図などを作ります。イラストや図を上手に描くのが目的ではなく、「情報が伝わるように視覚的な要素を用いて加工する」ことが目的です。
イラストやデザインといった視覚情報の要素(色、表情、動き、スケール、表現)を分析するためのシートです。「情報が伝わるように加工されたイラストやデザイン」とは、どんな要素で成り立っているのか?フォーマットに沿って分解して考えることで、分析力がつきます。
探究コースで体系的に学ぶ
体系的にカリキュラムを組みたい場合は、おすすめ探究コースをご用意しています。
私たちの生活に関わっているコンピューター。どんな仕組みで動いているのかな?
コースの目的
■コンピューターに関心を持ったり、それを活用して自らの手で創造していくことへの興味を引き出す。
■さまざまな社会課題を解決する際に、プログラミング的思考などを活用していく素地を養う。
[1コマ活用の場合] KWLシートを活用
[2コマ活用の場合] スピーチシート・ポスターシートを活用し、コンピューターと生活についてスピーチをしてもらいましょう。
情報をインプット→アウトプットする
低学年の子どもたちには、アクティブに動画を見てもらえるように、「箇条書きトレーニング」をおすすめしています。
教材は、楽しいキャラクターがわかりにくいことをストーリー仕立てで伝えています。難しすぎると大人が思う内容でも、子どもは好奇心を持てば、感じることで学ぶことができます。
コースで学ぶ
小学生低学年でも楽しめる英語のうたや名作シリーズのコースをご用意しています。
世界には、心に残る本がたくさん。まずは動画で見てみよう!
コースの目的
■世界の名作に触れることで、想像力を養うきっかけを作る。
■知らなかった知識や時代に触れることで、日本以外の国や文化に興味を持つきっかけを与える。
[1コマ活用の場合] KWLシートを活用
[2コマ活用の場合] 1つの動画を選んで、見たあとに、あらすじを書く練習をしてもらいましょう。
「なるほど!エージェント」は、私がアメリカで体験したようなクリティカル・シンキング学習や探究学習を、娘たちに体験してほしい、そして学びに興味を持ってほしいと、制作を開始した教材です。物理学、歴史、生物学、コンピューターサイエンスなどの専門家、イラストレーター、アニメーター、コピーライター、そしてデザイナーなど、さまざまな分野の専門家の力をお借りして、1本、1本、アニメ動画を作成していきました。
2007年から動画を見て育った娘たちは、今やサイトの課題を発掘し、「こんな『問い』があったらいい、こんなワークシートがあったらいい」とアイデアを提案してくれる開発メンバーとなりました。
子どもの目線から生まれた教材が、子どもの未来にも役立ちますよう!制作者一同、心から願っております。
株式会社REKIDS代表 行正 り香・制作者一同