総合の時間で使える探究教材

不登校支援・適応指導教室の探究学習

不登校の児童・生徒にとっては、「安心」「自分のペース」「自己肯定感」が鍵になります。
おすすめは、目標を毎日の学習継続に絞り、
学ぶテーマや学び方、発表方法の選択肢を柔軟に持たせることです。

「不思議だな、おもしろいな!」と感じる分野やテーマに気づくことが、学びに向かう意欲に自然と繋がります。

1. 目的

児童・生徒が、それぞれの安心できる場所で、自分のペースで学びを続けることを目指します。
興味関心を起点に、自己肯定感を育てながら、学ぶ力の土台を築いていきます。

2. なるほど!エージェント活用法

 🔸毎日探究のリズムをつくる

毎日の活動のどこかで「1つ動画を観る」「スピーキングを1Unitやる」と簡単な目標設定を行い、短時間でも様々なテーマや問いにふれる習慣を作ります。(テーマは200以上ご用意しています。)

学習に前向きな児童生徒には、My時間割シートで学習計画を立ててもらうことも出来ます。

 

🔸まなびラリーで学習を見える化

英語・日本語なら1枚で80分の発話、探究動画は25テーマの学習を見える化。
なるほど!エージェント以外の学習・生活支援で取り組んでいることも、一緒に記録できます。
取り組み方、シートのダウンロードはこちらをご確認ください。

 

🔸スタンプ・表彰状でもっと楽しく学べる

子どもが取り組んだワークシートに、GoodJobスタンプを押して戻してあげます。
子どもの学習意欲と習慣化を高める教育的な仕掛けです。
「やった!」「できた!」という達成感が、学習への内発的動機づけにつながります。
スタンプはこちらからダウンロードしてください。

 

🔸体験活動の導入・題材に活用

動画は、身近なテーマを題材にしているものが豊富です。
体験活動に関連する動画をみんなで視聴すれば、活動の事前学習や、興味関心を引き出すことに役立ちます。

 

🔸食育につながるテーマ・レシピの活用

適応指導教室やフリースクールの食育で、なるほど!エージェントの健康&レシピが役立ちます。
簡単に取り組めるものを集めているので、ご家庭で保護者と一緒に取り組むこともできます。

🔸クラス担任と連携し、連続性を持たせる

適応指導教室への導入の場合、在籍児童の所属する学校にも「なるほど!エージェント」が配布されています。
学校の教室にもポスターを掲示すれば、「このテーマおもしろいよね」など、自然な接続ができ、
「自分もみんなと同じことをやっていた」という自信に繋がります。

 

🔸異学年で、同じワークをする

問いを立て、調べ、考え、伝えるまでの一連のプロセス自体を学習する教材なので、異学年での授業にも活用できます。
各動画の指導案を参考に(先生IDでのログインが必要)1コマから授業を組み立てていただけます。

以下のようなワークシートを活用することでアクティブな探究学習を行うことができます。
ラリーカード(学習記録シート)を活用するのもおすすめです。

ワークシート名活用の目的
なるほど!ふしぎシート動画や出来事を見て「ふしぎだな」「もっと知りたい」と思ったことを素直に書き出す
KWLシート「知っていること」「知りたいこと」「学んだこと」を整理し、探究の方向性を可視化する
調べ物シート本やインターネットで調べた情報を出典とともに記録し、情報の信頼性にも注目する
視覚分析シート写真・図・データなどをもとに、気づきや疑問点を言語化する力を育てる
箇条書きシート調べたこと・考えたことを要点ごとに整理し、主張や構成を明確にする
ポスターシート伝えたいことを図やキーワードで見やすく整理し、発表資料としてまとめる
スピーチシート自分の考えを1分で伝えるために内容を整理し、話し言葉で構成する練習を行う

ワークシートの使い方は児童・生徒といっしょに動画でご確認いただけます。

4. 先生の役割

子どもたちの「やってみたい」気持ちに寄り添う伴走をしてください。
学年や学力に関わらず、「できたね」「おもしろいね」といった声かけで、子どもの内発性を引き出します。

  • 興味を見つけるサポートをする

  • ワークシートの使い方をいっしょに確認する

  • 学習の振り返りを一緒に行い、達成感を共有する

5. 発表について

調べたことや考えたことは、自分の言葉で伝えることでさらに深まります。
「なるほど!」と思ったことをみんなと共有し合うことで、学びが広がっていきます。
ワークシートやポスターの掲示など、児童・生徒自身が心理的な負担が少ないと思える形も選べるようにし、
伝えることに挑戦しやすくします。

・なるほどスピーチ:考えたことを1分でまとめて話す発表

・なるほどポスター:図や言葉を使って、調べたことをわかりやすく伝える

6. 評価ルーブリック

探究の「問い・調べ・ふり返り・表現」の流れを大切にしながら、
子どもの小さな「できた」を見つけ、自信につなげていくための評価をしていきます。

観点チェックポイント例
興味・関心興味のあることを見つけ、自分なりに取り組んでいるか
学びの継続自分のペースで学習を続けようとしているか
表現・共有目的・聞き手を意識して、考えをイラスト(画像)や言葉で表現できているか
振り返りできたこと、気づきを振り返っているか
自信自分の変化や新たな発見に気づき、自信を持てているか