久しぶりにスイスを訪れた時、その変貌ぶりに驚いてしまった。
20年ほど前に谷を埋め尽くしていた氷河が、まるでなくなっていたのだ。
そのため、氷河が見られるという渓谷から何キロも山を登らなければ氷河の撮影はできなかった。
大気中のCO2の量は、1990年からの30年間で約1.2倍になった。
2018年7月には北極で初めて33度を記録、ホッキョクグマにとっても体験したことのない暖かさだ。
地球の平均気温は2100年までに4.8度上昇するという。
アザラシを狩ることができなくなったホッキョクグマは飢えて痩せ衰え、 絶滅危惧種になってしまった。
地球温暖化への行動は、いまや待ったなしの状態だ。
世界中の国がこれまでより力強く、化石燃料から脱却しなければ、人間もそろそろオシマイですよ。
SDGs・環境ワークシート
13.1 | 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。 |
13.2 | 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。 |
13.3 | 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。 |
13.a | 重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる。 |
13.b | 後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。 ※国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が、気候変動への世界的対応について交渉を行う一義的な国際的、政府間対話の場であると認識している。 |
イラストを見て感じたことを視覚分析シートに、
調べたいことや学んだことをKWLシートに書きましょう!