女子の教育について、本田さんのお話を聞く
アフリカの学校では (日本でも同じかもしれないが・・・)
男子よりも女子が、勉強ができることが多い。
でも多くの国では、ある年齢になると女子は家庭に入って
子どもを産まなくちゃいけないと決められてしまう国もある。
イスラム過激派、ボコ・ハラムは、女子の教育を認めず、
学校を襲って女子生徒を誘拐し続けている。
彼らは「勉強すると命がないぞ」と、女子生徒たちを脅迫する。
その数は毎年数百人にものぼっている。
女子に子どもを産むことだけを求める国では、
人口が爆発的に増えて、保健医療や自然環境も破壊されてしまう。
2018年時点で、小学校に通っていない子どもは
世界全体で5900万人いて、その54%が女子であり、
そのまた半数以上がアフリカのサハラより南に住む子どもたちだという。
男子も女子も多様な性も平等に扱われ、
自分の未来を、自分で決められる世の中をつくらなくちゃいけない。
『ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本』 小学館
SDGs・環境ワークシート
5.1 | あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。 |
5.2 | 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。 |
5.3 | 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。 |
5.4 | 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。 |
5.5 | 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 |
5.6 | 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。 |
5.a | 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。 |
5.b | 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。 |
5.c | ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。 |
イラストを見て感じたことを視覚分析シートに、
調べたいことや学んだことをKWLシートに書きましょう!